LOGBOOK

プロジェクトストーリー

PROJECT03

配膳管理を紙から
デジタル管理へ
DXでシフトする

PROJECT MEMBER

ディレクター
D・T(2013年 新卒入社)
プログラマー
外部パートナー
BACK GROUND

案件獲得まで

当社及び当社グループ会社には、宿泊・観光業に詳しいスタッフが多く、自社でのシステム開発が可能なことを得意先の宿泊施設にアピールしたところ、先方のオーナーから直接ご相談をいただき、受注に至る。
何度も現地に足を運び、旅館のオペレーションを視察し、改善提案を繰り返し約1年かけて導入。

MISSION

目指したもの

  • ・当日の宿泊者リストを各スタッフに紙で配布しており、情報更新があった際は口頭での伝達で発生していた弊害を解決したい。
  • ・どのテーブルがどこまで料理を出しているか、直前の料理を提供してからどのくらい時間が経っているのか、明確にテキスト化して全スタッフに情報共有をしたい。
  • ・紙を落としたり無くしたりすると個人情報漏洩に繋がってしまうため、スタッフしか確認できないようにロックをかけたい。
  • ・厨房へ料理指示をする際、インカムや内線電話だと話したいのに他の係が話し終わるのを待つ時があり、お客様を待たせてしまうケースがあるので、システムで指示を出し、インカムや内線電話の混線を避けるようにしたい。
  • ・食事の仕込みに使用する料理やお皿の数などを、厨房スタッフが毎日30分ほど電卓で計算しているので、システムで自動算出し、計算する手間を省きたい。
  • ・お食事会場と厨房のフロアが離れており、導線が長くなっているため厨房にあるホワイトボードに書き込みに行く手間を省きたい。
CONCEPT
& PLANNING

コンセプト&プラン

ピーク時のオペレーションは、スマートフォンやパソコンを操作できるほど余裕が無いため、操作するボタンの数を極力少なくし、できるだけ手間にならないような現場重視の操作性を強く意識した。
また、従業員の掲示板を実装し、重要な伝達情報は全て文字で残すようにすることで、従業員間のコミュニケーションを円滑に行うようにした。

RESULT

成果

インカムや内線電話の使用頻度が下がり、混線することが無くなり、言った・言わないのトラブルも無くなった。
また、料理提供の遅れているテーブルを把握することができ、スタッフ同士で注意喚起できるようになったため、提供遅れによるクレームもシステム導入前と比べて大幅に軽減された。
その他、夕食の仕込みで使用する料理やお皿の数などが自動算出され、30分間の手作業の時間が無くなったなど、効率化と質の高いサービス提供の両方を実現することに成功した。

MEMBER MESSAGE

メンバーの声

導入後は、「前の手書き管理にはもう戻れない!」と最高の誉め言葉を頂きました。
お客様が、少しでも働きやすい環境に近づくことが、私たちのやりがいです。

ディレクター
D・T(2013年 新卒入社)